ライブハウスという場所は、馴染みがある人にとっては何度も足を運ぶ場所である一方、馴染みのない人にとっては一生のうち一度も足を踏み入れない場所のような気がします。何をする場所なのかという大前提すら御存じない方もいるかもしれませんね。ライブハウスは文字通りライブを行うための場所です。ここで「ライブって何」という疑問の声が聞こえてきそうです。コンサートの規模を小さくしたようなもの、と言えばわかりやすいでしょうか。厳密には規模の大小で分類はできないのですが。分類上、開催の規模の大きい物をコンサート、規模の小さい物をライブと呼ぶことはあります。しかし、規模が大きくともアーティスト自らがコンサートではなくライブと称することもあります。また、コンサートは演奏だけかというと確かにクラッシックコンサートなどは演奏のみですが、アイドルがコンサートを行うこともありますよね。更に、各地のライブハウスをまわるコンサートツアーというものもあります。こうなってくると、規模の大小で分類することは難しくなってきます。では、ライブとコンサートの違いとは何なのでしょうか。思うに、『距離感』ではないでしょうか。コンサートホールなどにくらべると小さな作りになっているライブハウスでは、どうしてもステージと客席とが近くなります。物理的な距離の近さは、アーティストとお客さんとの心の距離も縮めます。一体感も出やすいです。ライブとコンサートに明確な線引きはないのかもしれませんが、違いがあるとすれば距離感だと個人的には思います。
私が小さい頃思い描いていたライブハウスは、ちょっと個性的な見た目が怖い人が集まる場所と思っていた。かなり偏見の入った見方だったが、少し憧れもあった。人が出来ない事をする人たち。社会からは嫌われる存在。カリスマ性がある。大学に入ってバンドを始めたが、思っていた場所とは全然違った。変な言い方をすれば、もっとぶっ飛んでる人が沢山いると思っていたからだ。全然普通の子がギターをかきならしてたりするのだ。
アーティストのライブに行く際、普通の会場よりももっと一体感を得られる場所がライブハウスです。客が3000人ぐらい入る会場で見ると、やっぱり、ステージまではちょっと遠いですよね。ファンクラブなどに入っていて運が良ければ最前列で見ることも出来るかもしれませんが、入ってなければ、だいたいは一階席の真ん中より後ろとか、二階席のちょっと前の方ぐらいになってしまいます。このぐらい離れているとアーティストの顔ははっきりと見えません。ライブハウスだと、オールスタンディングで何百人という感じの広さなので、一番後ろであってもアーティストの顔がはっきりと見えます。
初めて好きなアーティストのライブを見に行くというのは、だいたい大きな会場になるのではないでしょうか。宣伝も大きいし、観客をたくさん入れられるのでチケットが取りやすいですからね。そのアーティストのことを更に好きになり、とことん追いかけようということになると、小さいイベントでも行きたくなってきます。そういうイベントの中にはファンしか知らないようなシークレットライブというものも含まれてきます。シークレットライブが行われるのはだいたいライブハウスです。ライブハウスというのは、大きな会場とはだいぶ勝手が違うので注意することは山ほどあります。
ライブハウス、といったら、どんな印象を持つでしょうか。私の昔ながらのライブハウスのイメージは、壁や天井が黒く、舞台効果を狙っている。タバコの煙が充満している。どぎついスポットライト、まわるミラーボール(意外と本当に使うんですよ)オプションでスモークもあります、って、私の感覚、古いでしょうか。中には古き良きアメリカのような雰囲気のところもあったかな、でもいずれにしてもあんまりオシャレだと思ったところはなかったです。ライブハウスといっても、ロックやポップスばかりではないですよね。
最近はアニメなどの影響もあって、またバンド活動が流行っているようです。以前、バンドブームというものがあって、いろんなアマチュアバンドがプロになりましたが、もしかしたらそういうことにまたなるかもしれませんね。さて、楽器を購入してバンドを結成してしばらく経つと、やっぱりライブをやりたくなるものです。有名なバンドのように、いきなり大きな会場では無理ですから、最初はライブハウスでのライブということになるかと思います。スタジオでの練習とライブハウスでのライブというのは、曲を演奏するということでは同じことをやるわけですが、やっぱり、練習と本番の差というものはあります。